1982年の創業以来、プラスチック成型の総合カンパニーとして実績を重ねてきた山城工業は、2014年12月に、繊維専門商社の田村駒株式会社を親会社とする新たな体制を組みました。部品の製造、調達からアッセンブリまでお任せいただける従来の持ち味を発揮しながら、これからの時代に必要なものを生み出す新たな展開を見据えています。たとえば、高齢化社会が進む日本の将来において介護の現場でより必要とされるツールや、現状の道具にさらにアイディアを加えた新たなアイテムの製造なども手掛けていきたい。事実、これまで以上にさまざまな企業からプラスチック成型にとどまらない様々な案件も頂戴しています。「山城工業」という名前は、創業者である先代社長の生家が瓦屋を営んでおり、その屋号を引き継いでいます。一見古めかしく堅苦しい名に感じられるかもしれませんが、伝統を重んじ、品質保証を第一、お客様に対するサービスを第一に考え、あらゆるご提案や問題をソリューション(解決)出来る会社でありたいと願う私共の思いにぴったりの名前であると思っています。これからも、多様なニーズにまじめに一途にお応えできる会社として前進してまいります。